@article{oai:wayo.repo.nii.ac.jp:00000606, author = {後藤, 政幸 and 宮川, 豊美 and 〓谷, 要}, journal = {和洋女子大学紀要. 家政系編}, month = {Mar}, note = {P(論文), 安息香酸含有飲料水摂取時における尿中馬尿酸濃度の変化を観察することにより、トルエン取り扱い作業者の生物学的モニタリングに与える影響を考察した。成人5人にダイエットコカ・コーラ(保存料として安息香酸を使用)を500ml飲用(安息香酸量68.5mg摂取)してもらい尿中馬尿酸濃度(クレアチニン比)を30分毎、3時間にわたり測定した。結果、飲用前0.15±0.11g/g creatinine(平均値±標準偏差値)であった馬尿酸濃度は、30および60分後には1.53±0.30および1.12±0.41g/g creatinineとなり、90分以降は急激に減少し、180分後にはほぼ飲用前の状態になった。また、1000ml飲用(安息香酸量137mg摂取)した時の最高値は、30分後の3.05±0.61g/g creatinineであった。本値はACGIH勧告のトルエン取り扱い作業者に対する保全のための生物学的曝露指標値2.5g/g creatinineを上回っており、その判定評価に大きな誤りを生じる可能性があることが分かった。さらに、安息香酸が元来食品に含まれているクランベリー飲料を500ml飲用(安息香酸量50mg摂取)した結果(n=1)、尿中馬尿酸の排泄パターンはダイエットコカ・コーラの場合とほぼ同様であった。クランベリー飲料には安息香酸含有のことが記載されていないことから、特にこのような成分由来の食品については、安息香酸含有の事実を正確に把握してモニタリング時には飲用しないようにすべきである。}, pages = {187--192}, title = {安息香酸含有飲料水多量摂取が尿中馬尿酸濃度に及ぼす影響}, volume = {43}, year = {2003} }