@article{oai:wayo.repo.nii.ac.jp:00000526, author = {宮川, 豊美 and 高橋, 亜矢子}, journal = {和洋女子大学紀要. 家政系編}, month = {Mar}, note = {P(論文), 若年期の適切な生活習慣は人生後半の健康状態を左右するものである。しかし,この時期の生活習慣に関しては種々の問題が指摘されている。また,これらと関連すると考えられる疲労感や体調不良を訴える者も少なくない。そこで,特定の疾病を持たない主として女子学生(平均年令20.9±0.6才,BMI20.2±2.0)を対象に,自覚症状の実態を把握し,改善方法を検討したいと考え,肩こり・腰痛を主にアンケート調査を行った。調査方法は,身体状況,精神面,生活習慣の3系統から成る70問のアンケートで,無記名の自記入方式で行った。回答方法は身体状況,精神面に関する質問は,5者択一であり,数字が大きいほど不定愁訴があると判断できる。また,生活習慣に関する質問への回答方法は,5者択一と2者択一が入り混じっているが,集計の段階で不定愁訴の原因になり得る回答の方に大きい数字を与えて処理した。アンケートの集計は,各質問毎の回答別人数割合の算出と,2問間の相関をピアソンの相関係数から求め,T検定で有意性の検定を行った。その結果,調査対象者の主な愁訴は,目の疲れ,肩こり,首の痛みであった。その原因は,不良姿勢や首,肩,背中にかけての筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋)の酷使である。日常生活において,不良姿勢で長時間座業をする,重い荷物を持つ,歩くことが少なく運動習慣もない,といった行動パターンが不定愁訴の原因であると言える。また,不定愁訴の原因はあまりにも身近すぎて放置されている現状が示唆された。改善策は,目・首・肩の疲れを感じた時は,目を閉じる,首を静かに前後や左右に傾ける,背筋を伸ばすなど当然のことを実行することであり,それらを楽な気持ちで持続し,習慣化することが大切である。}, pages = {117--126}, title = {女子学生にみられる不定愁訴について}, volume = {40}, year = {2000} }