@article{oai:wayo.repo.nii.ac.jp:00000322, author = {三澤, 美紀}, journal = {和洋女子大学紀要. 家政系編}, month = {Mar}, note = {P(論文), 農村地域と都市近郊新興住宅地の中学校を対象に生活状況に関する調査と健康状態に関する調査を行い,検討を行ってきたが,本報告では特に就寝時間,夜食の摂取状況,朝の食欲を取りあげ,相互の関連性を検討した。1. 就寝時間は農村地域よりも都市近郊の方が遅い傾向がみられた。また,肉体的愁訴の数が多いほど11時以後に就寝している生徒が多いが,地域差は認められなかった。2. 夜食の摂取状況は地域,就寝時間に関係なくその摂取頻度は低いが,11時以後就寝の生徒において肉体的愁訴の数が少ない者ほど摂取頻度も低い傾向がみられた。3. 遅い就寝時間が朝の食欲に及ぼす影響は農村地域に比して都市近郊の方が大きい。また,愁訴の数が多い生徒ほど朝の食欲も低くなり,この傾向は農村地域において特に顕著であった。4. 夜食の摂取状況と朝の食欲とについては石崎・中野らが夜食の摂取頻度と朝の欠食及び食欲との間には相関性はみられなかったと報告しているが,本調査でも相関性は認められなかった。しかし,夜食をよく食べていても愁訴の数の少ない生徒では朝,食欲のある者の多いことが認められた。以上,これらの現象は農村地域と都市近郊との差というだけでなく,その学校の進学状況通学距離,クラブ活動の状況等,多数の要因がかかわりあっているものと考えられ,これらを踏まえた上で検討する必要があると考える。本報告は,本学栄養指導研究室で調査した一部をまとめたものである。}, pages = {63--72}, title = {朝の食欲と就寝時間・夜食の摂取状況との関係(中学生)}, volume = {29}, year = {1989} }