@article{oai:wayo.repo.nii.ac.jp:00002109, author = {山崎, 真之 and YAMAZAKI, Masayuki}, journal = {和洋女子大学紀要, The journal of Wayo Women's University}, month = {Mar}, note = {PDF, 本稿の目的は、1970年代から80年代にかけての奄美群島与論島における観光に関する新聞広告の事例に基づき、与論島のイメージを明らかにすることである。本稿では、対象とした55点の広告構成、写真構成、掲載される目的地、コピーなどを整理していった。筆者は、明確な表現の文字と写真の組み合わせによって観光地のイメージが構成されることからも、とくにコピーと写真構成に注目し広告の分析をおこなった。その特徴をふまえると、夏の島、コーラルアイランド、沖縄との関連性、といった与論島のイメージが明らかになった。与論島(奄美群島を含む)には、コーラルアイランドというラベリングが用いられ、国内ではあるものの異国情緒的なイメージを有する島として、他の観光地との差異化が図られていることが考えられる。その一方、同一の広告欄に与論島と沖縄の広告が掲載されることも多く、沖縄とのイメージの類似性は指摘できる。しかしながら、本稿の事例からは与論島のイメージはときに沖縄に内包され、ときには沖縄と個別化、もしくは組み合わさったイメージで表象されることから、類似性のイメージのありかたには複数のつながり方があると指摘できる。結論として、観光地のイメージを検討するための視点として、差異化と類似性という両義性において分析する視点は有効であり、多様な他地域とのつながり方を明らかにする視点も有効であると論じる。}, pages = {121--132}, title = {新聞広告にみる観光地与論島のイメージ}, volume = {64}, year = {2023}, yomi = {ヤマザキ, マサユキ} }