@article{oai:wayo.repo.nii.ac.jp:02000056, author = {長妻,由里子 and NAGATSUMA,Yuriko}, journal = {和洋女子大学英文学会誌, Language and Literature of Wayo Women's University}, month = {Mar}, note = {PDF, 本稿では、1840年代と50年代にアメリカ合衆国で広く読まれたHarper’s New Monthly Magazineの風刺画、Godey’s Ladies’ Magazine、Gleason’s Pictorial Drawing Room Companionのファッション画を例に取り上げ、これらの定期刊行物に登場する女性表象を論考した。アメリカ合衆国では、1840 年代から 1850 年代にかけて、女性参政権を求める運動と奴隷制廃止を求める運動が推進された。この時代は、印刷技術の発展と交通の革新により、女性の家庭外の活動への参加が活発になった。家の外での活動を通じて、女性たちは自身を高めることに必要となる思想、知識、情報を交換することができるようになり、新しい女性が生まれてきたと考えられている。だが、印刷技術と交通の発展は、雑誌の普及にも寄与し、ビクトリア朝の規範的女性像を広める役割もしていた。女性表象は、依然として印刷メディアにおけるビクトリア朝の家庭イデオロギーの影響を受け、女性がどのようであるべきかという考えを広めるのに機能していたと論じた。}, pages = {84--93}, title = {Print Media and the Representations of Women in the 1840s and 1850s in the U.S.}, volume = {59}, year = {2024}, yomi = {ナガツマ,ユリコ} }