@article{oai:wayo.repo.nii.ac.jp:02000055, author = {田中,佑委 and TANAKA,Yui and 内田,翔大 and UCHIDA,Shodai}, journal = {和洋女子大学英文学会誌, Language and Literature of Wayo Women's University}, month = {Mar}, note = {PDF, 本研究は、日本人英語学習者がスピーキングにおいて、正確な発音をするのが困難な音素を明らかにするために、母音16音素、子音14音素からなる発音実験を実施した。その結果、母音では /əːr/、 /ɔː/、 /oʊ /、 /ʌ/ の4音素が、子音では /f/、 /v/、 /h/、 /n/、 /ŋ/、 /θ/、 /s/、 /z/、 /dz/、 /sí/ の10音素が、日本人英語学習者には正確に発音することが困難であることが明らかになった。これらの発音が難しい音素と、/r/、 /l/ の音素に対して短時間の発音指導を行い、音素によって発音の正確性の改善のしやすさに差があるかを検証したところ、/əːr / の母音音素と、/v/、 /r/、 /dz/、/s/、/h/ の5つの子音音素については、短期間の発音指導によって発音の改善が期待できることが検証された。また、発音指導で扱った3つの発音指導法ごとの効果の差としては、L1Aアプローチの効果が最も高く、続いてIIAアプローチの効果が高く、ALAアプローチの効果が最も低いということが示された。この結果は、日本人英語学習者への発音指導においては、SKT (カタカナ近似音) のようなカタカナ表記の発音の説明が特に有効であることを示唆するものであった。また、本研究では、日本人英語学習者の発音正確性の評価方法として、スマートフォンの音声認識を利用した正確性判断の妥当性についても検証し、その有効性や課題についても明らかにした。}, pages = {66--83}, title = {英語音素指導の有効性に関する実験的検証––音声認識システムを使用した発音実験を用いて––}, volume = {59}, year = {2024}, yomi = {タナカ,ユイ and ウチダ,ショウダイ} }