@article{oai:wayo.repo.nii.ac.jp:02000053, author = {川崎,つぶら and KAWASAKI,Tsubura and 内田,翔大 and UCHIDA,Shodai}, journal = {和洋女子大学英文学会誌, Language and Literature of Wayo Women's University}, month = {Mar}, note = {PDF, 本研究は、日本の英語教育の現場でアメリカ英語を規範とする教師の存在を問題視し、その要因を明らかにするため、英語科教職課程を履修する大学生の(1)イメージする英語圏の範囲、(2)英語の多様性に対する意識、(3)大学生活でどのような英語観を身につけていくかを研究の目的に設定した。2021年から2023年まで3回にわたり大学生の英語観をアンケート調査した結果、2年生から3年生にかけて、学生の考える英語圏の範囲はわずかではあるが拡大を見せていたが、大きな変化はみられなかった。英語の多様性に対する意識は、大学内での学び、およびアルバイトや海外留学を通して、世界の英語の多様性に関しての理解が深まったことが明らかになった。また、3回目の調査では、2年生から3年生にかけて回答に変化があった学生へのインタビュー調査を行った結果、学生は授業や留学など様々な場面で英語の多様性を学んだが、この学びは必ずしも全員が母語話者信仰やアメリカ英語を基準とする考えを弱めることには結びつかず、逆に一部の学生は、アメリカ英語への憧れが増したり、アメリカ英語を基準とする考えが強くなったりするということにも結び付いていることが示唆された。}, pages = {33--52}, title = {英語科教職課程を履修する大学生の英語観に関する一考察―2021~2023の追跡調査より―}, volume = {59}, year = {2024}, yomi = {カワサキ,ツブラ and ウチダ,ショウダイ} }