@article{oai:wayo.repo.nii.ac.jp:00001994, author = {市村, 美帆 and ICHIMURA, Miho}, journal = {和洋女子大学紀要, The journal of Wayo Women's University}, month = {Mar}, note = {PDF, 本報告では、「メディア心理学」と「産業・組織心理学」のmanabaを用いた遠隔授業について、学生がどのように受講していたのかについて、授業コンテンツの閲覧時間や、授業コンテンツの上の資料の利用、授業内容の理解度などを取り上げ、その状況について報告する。「メディア心理学」と「産業・組織心理学」は共に、配信された授業コンテンツを、学生が1週間を目安に都合のよい時間帯に確認するという非同期型であり、大学キャンパス内の教室ではなく、主に自宅で受講していたことから、非集合型の授業であった。学生の受講の状況については、以下の3点があげられる。第1に、両授業とも、第1回のオリエンテーションは授業日に授業コンテンツを閲覧した学生が多かったが、その後、授業日に授業コンテンツを閲覧した学生は徐々に減少し、1週間以内に閲覧する学生が徐々に増加した。第2に、授業コンテンツの上の資料については、第1回において、画像の閲覧やpdfの資料の利用はほぼ全員ができたものの、パワーポイントの資料については、使用できない学生もいた。その後、授業では、同じ内容について、「パワーポイントの音声付きファイル」と、「音声内容を文字化したpdf資料」を作成し、配信したところ、授業後半に向けて、若干ではあるが、パワーポイントの資料の利用学生が減少し、pdfの資料の利用学生が増加していたが、概ね、最初に学生各自が選択した資料を利用し続けていた。第3に、「音声説明学習」と「文書説明学習」の間において、授業内容の理解度、授業コンテンツ上の説明の情報量の認知、授業コンテンツ上の説明のレイアウトの認知に違いがあるかどうか検討したところ、違いはみられなかったことから、授業資料の形態としては、どちらも有効であると考えられた。}, pages = {151--162}, title = {学生の遠隔授業への取り組み- 「メディア心理学」と「産業・組織心理学」に着目して -}, volume = {62}, year = {2021}, yomi = {イチムラ, ミホ} }