@article{oai:wayo.repo.nii.ac.jp:00001579, author = {佐藤, 勝明 and SATO, Katsuaki}, journal = {和洋女子大学紀要, The journal of Wayo Women's University}, month = {Mar}, note = {PDF, 珍碩編『ひさご』(元禄三年刊)は「俳諧七部集(芭蕉七部集)」の四番目に位置し、奥羽・北陸行脚を終えた芭蕉の新境地を示す連句集として知られている。中でも巻頭の「木のもとに」歌仙は、『猿蓑』所収の諸歌仙とともに、連句史上の傑作として名高く、貞門・談林の古風を完全に打破した新風の一巻とされている。本稿では、この一巻を対象に、それぞれの付合を、①〔見込〕、②〔趣向〕、③〔句作〕の三段階による分析方法を使って読み解いていく。そして、その付合の多くが、前句がもつ気分・雰囲気に合わせた匂付であることはたしかにもせよ、その「匂」を句姿にも示したものが多いことを指摘し、芭蕉晩年の付合とはその点が異なることを明らかにする。}, pages = {210--199}, title = {『ひさご』「木のもとに」歌仙分析}, volume = {58}, year = {2018}, yomi = {サトウ, カツアキ} }